TopDiary | 99/10 11 12 | 00/1 2 3 * 5

明石隼汰の夜明石日記

2000/4
4/30(Sun)
 12時起床。今日は、しばらくぶりの銀座。日比谷シャンテシネにて、ずっと見ようと思ってた「遠い空の向こうに」を見る。原題は"October Sky"。並べ替えると"Rocket Boys"になるアナグラムだ。泣いてしまった。どうも僕は、夢を持つ主人公が理不尽な妨害にあうシーンに弱い。くやしくなっちゃうのだ。ううむ、「穴」に通じている。なんて自己分析。小学5年の時やってた実写の映画「はだしのゲン」で、病弱の母に栄養あるものを食べさせようと、地主の庭に忍び込み池の鯉を盗もうとして見つかり、ボコボコにされるシーンでワーワー泣いたことを覚えている。そのときのゲンのことばがまた泣かせるのよ。「もっと殴ってくれ。その代わりオレに鯉をくれ!」遂に地主のオヤジも心動かされるのだが。"October Sky"に話を戻すと、これが実話で、最後に本当に当時撮ったフィルムが使われているのにまたまた感激。いい映画です。銀座といえば? 僕は、YAMAHAです。地下の楽譜コーナーは日本一の品揃え。いろいろ見て回る。へえ、ポール・サー・マッカートニーが「リバプール・オラトリオ」なる合唱曲を作っていたとは!歌詞を見ると実に感慨深い。夢を叶えた男。CD、Amazon.comで探してみよっと。三越で、陳さんの麻婆豆腐と酢豚を買い帰還。うまい!

4/29(Sat)
 そうだった。こないだビデオで、ラウンダーズ見たんだっけ。マット・デーモン、いいっすね。しかし彼が僕のプリンセス、ウィノナ・ライダーと付き合っていたとはショック。思わずCREA買っちゃいました。14時起床。そうか世間は祝日か。スタジオのメンテに終始した一日であった。

4/28(Fri)
 12時起床。14時に荷物を受け取り、すぐに渋ミック事務所。突然仕事が入る。ありがたや。事務所での作曲・打ち込み作業、17時まで。さくらやでメモリ買って、OAステーションへ。取ってもらってたMacを持ち帰る。が、多いので2往復。ところで、OAステーションのテーマ曲を作ることに。N店長と軽く打ち合わせ。あのソ○マップや○ZONEの名曲を越えるぜ!

 夜、いんこ母用iMacのメンテをしているとスピシャからTel。これから不調のiMacをもって来るという。0時過ぎスピシャ到着。新旧iMac揃い踏み。ウワォ、Revision-Aですかい!しかもOS8.1。コテコテの初期モデルですがな。しかも、ほとんど工場出荷時設定のまま。そりゃ調子悪いわけっすよ。初期モデルは実は不良品。モデムやCDや本体の不良個所を、ユーザーには直接知らせずにネット経由と雑誌で、その場しのぎのアップデータを大量に出すことでごまかしてきたのだ。その煩雑さたるや素人さんには絶対手が出ない。古いiMacは要注意ですよ。さあそれからが大変。バックアップするためUSBにMOをつなぐには、ファームウエアをヴァージョンアップしろという。しかしそのためにはOSを8.5.1にしなければならない。つまりその前に8.5と、8.5アップデート(8.5.0.5)に2段階かけてOSを新しくする必要がある。で、8.5にするためにはiMac Update1.0/iMac CD Update/iMacモデムアップデートをしなければ・・・とんでもないパズルである。結局バックアップ完了したのが5時。とりあえず替えのMacにそのデータを流し込み、しばらくそっちを使ってもらうことに。全ての作業が終わったのが8時であった!いやあ、今までメンテしてきた中で一番大変な作業でしたわ。負けませんよ!

4/27(Thu)
 なぜだ? 8時起床。1時間メールとか。でまた寝て12時再起床。晴れ。14時、自転車取りに渋ミック事務所までタクシー。ちょっとヤボ用こなした後、チャリで17時半センセ@方南町。帰りがけ大雅で麻婆豆腐。夜は生徒に売るMTR、VS880に溜まってた過去の作品を全てバックアップ。これがまた時間食うのだ。なんだかんだで4時に。

4/26(Wed)
 なぜか8時起床。パソコンいぢってワイドショー見てまた寝る。10時再起床。原田真二デビューアルバム「フィール・ハッピー」を聴く。いい声。ヒッキーの新曲と、倉木麻衣。本物と偽物。"day after tomorrow" はあのメロじゃ絶対歌えないはず(字数が足りないのだ)これでいいんかい!? 雨がやまない。13時、徒歩と電車とタクシーで和光大学へ。授業2回目。いきなり10人休みとは!先が重い矢でやられるなあ。18時まで学生と交流。あ!陶山センセのインコ買い忘れてた。また次回に。19時半、その足でポエトリーデマゴーグ@青山Ojas Loungeへ直行。生田さんはいつ聴いても心に染みる。青木氏は素晴らしい!Honey-Kちゃんは妖艶。大魔王+大名は意外にマッチ。2人でやるのがいいかもと思いました。オトメちゃんの名司会もよし。オープンマイクも新人のレベル高し。なかなか面白うございました。0時半、残った6人で大戸屋へ。ハギーと昔同じバイトしてたことが発覚。ガビョ〜ン!えみコバーン&スピシャ改め「ポチ」とタクシー帰還。

4/25(Tue)
 12時起床。晴れ。どうも喉と鼻の具合がおかしい。ひどい花粉症か、あるいは風邪か。ライブ後でよかったけど、実に労働意欲がそがれる。この眠さけだるさは何なのだ!結局また3時間も寝てしまった。しかし一向によくならず。鼻は垂れるは咳は止まらんは・・・ああ、つらいっす。ドカッとホームページを更新。

4/24(Mon)
 11時起床。15時、久々渋ミックオフィス。しかし仕事がまだなく、ギターセッション大会へ。そしてイシバシへ。青いミニオベーション、欲しい〜。でも来月にする。突然の雨に仕方なく、オフィス前にチャリ置かせてもらい、タクシーにて19時、センセ@方南町。生徒N君に、VS880を売却決定ありがとう。

4/23(Sun)
 12時起床。原稿を一気に仕上げる。19時完成。ふう肩の荷が下りた。ビバヒル録ってたビデオ。バレリーさらば!好きだったぜ。ハムナプトラ。わはははは。やられた〜。

4/22(Sat)
 ライブの翌日はもうぐったりである。13時起床。ぼやぼやする。てんやのテイクアウトを井の頭公園で食す。サクラチル。ぼーっとしながら村上春樹「神の子供たちはみな踊る」読了。かえるくんのインパクトは凄い。思わずえみコバーンの掲示板を想像してしまう僕。あああ原稿の締切が迫っている。23時、Heartland店主・斎木氏に機材一式を届けていただく。何から何までお世話になりました。今後ともよろしく。ペコリ。急速に眠気が襲い、寝ることに。自分に甘い僕。

4/21(Fri)
 11時起床。ライブ当日は雨降ったりやんだり。原稿をキリのいいとこまで書き上げ、送ってしまう。その後ダメ押しの練習してから機材搬出準備。15時、Heartland店主、斎木氏がお迎え。16時過ぎ西荻の店の前には既に太田氏が到着。いよいよです。雨もあってお客はまばらでしたが、遠いとこから訪ねてきた人もあり。ありがたや。19時半を10分回ってまず僕のソロ。モニタの音が聞こえず緊張してしまいました。隼汰1、2番と、昔の名曲「タイムトラベラー」、そして僕のお気に入り、BCRの曲をやりました。ムーンストーンも実によかった。休憩を挟み続く太田氏のリュートもこれまた素晴らしい!もっともっと多くの人に聴いてほしいです。まさにボーダレスなライブの趣。再度休憩の後、いよいよ2人の演奏へ。練習不足の所は明らかに本番失敗しますね。反省しつつも、まずまずではなかったでしょうか。もっと数をこなしてやりたいもんです。来てくれた皆さん、ありがとう!

4/20(Thu)
 8時起床。原稿を書き上げてしまおうと早起きしたのだが、猛烈な睡魔とだるさに勝てず再睡眠。たぶん花粉のせい。僕のはヒノキとカモガヤらしく、4月から9月頃まで長く結構つらい。うちの父ちゃんも鼻悪かったから鼻づまりは慢性である。レーザー治療で直るらしい。年収増えたら行こうかな。で11時再起床。げ、雨。すっかりプジョー君にカバーかけ損なった。2時間ばかり筆を進め、15時方南町でヴォーカルレッスン。仕方なくタクシー。明日の曲を弾き語る。その後、髪を切りに表参道へ。表参道といえばKua' Ainaでしょう。素晴らしいマヒマヒサンド。宮益坂と日吉にも店舗を出したようだ。今度行かNever。で、髪なのだが、98年暮れからお世話になってたカリスマ美容師の出雲サンが、満を持して老舗TONY&GUYを退社、独立。遂に先週、奥さんと新しい店を始めたのである。不敵にも前店のすぐそばに!その名はG.F.I. (Girl From Ipanema)。職人芸なカットの模様はデジカメで撮影してもらったので、近々公開しましょう。思い切り短くパンキッシュになりました。帰って、明日の機材をセッティング、最後のリハ。3時まで。

4/19(Wed)
 8時起床。今日は和光大学センセ今年度初出勤なのだ。僕の講義題目は「音作りの現場」。もう4年になるのだが、最初の年は隔年、しかも半年ということだった。ところがこの講義、リクルート調べで「高校生が受けたい講義」全国10位になってしまったのだ!なわけで学校側もあわてて授業を拡大、今年から毎年通年になったというわけでR。内容は、前期はMTRで作品を作り、後期はランダムにバンド組ませてライブやらせるのだ。今日はオリエンテーション。希望学生を定員40名に絞るために、アンケートを書かせる。集まった人数は67名。うーん難しい。熱意とやる気で選びました。終わってすぐに秘密の原稿、続き。

4/18(Tue)
 10時起床。13時からALC English Network音楽制作。80年代風、ピアノトリオ、そしてオースティンパワーズ風(謎)。ま、聴けばわかりますがな。19時半終了。そば屋でディナー。秘密の原稿と、明日の準備。

4/17(Mon)
 10時起床。今日はアコライブリハ最終日。14時過ぎ太田氏登場。緊張感を持ってやる。ガッツですたい。リュートもちょっと。いい音色。実に楽しみ。19時終了。池尻のカレーやゴッホに行ってみる。ハンバーグカレー。マスターは横柄だが実にうまい。帰って秘密の原稿。

4/16(Sun)
 9時起床。グリーンマイルに命をかけよう。朝の回なら大丈夫でしょう。と思ったのが甘かった。立見!なんで? こんなに人気の映画だったっけ? ユニクロで暇つぶし。1時間並んでやろうじゃないの。何か本をと購入したのが遙洋子「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」。いやあ面白い面白い。という間に長蛇の列!でも余裕で座る。長さを感じさせないいい映画でした。山田太一っぽいです。王道です。帰ってまた本の続き。これも一挙に読み倒し。上野さんは戦士である。彼女の著作「発情装置」は僕の新しいバイブル。やばい、秘密の原稿を書かねば・・・。

4/15(Sat)
 2時に珍客。ムービー編集をさせてくれという生徒Y。前科有り。「穴」ビデオ担当したものの編集できずおかげで僕がG4買うハメになったヤツだ。イヤな予感はしたが受けることに。弟とやって来る。さあ大変だ。圧縮解凍に時間がかかりすぎ結局もう一度コピーしに戻る。6時半。キャプションはすぐ入る。音楽とナレーションだとお!? 聞いてないぜ。侑妃がうちにくるのか!? 10時。結局MTR出動。終了が14時。おいおい徹夜だぜ。寿司だぞ寿司!睡眠1時間。気を取り直して、グリーンマイル見に行く。ぬあにぃ〜立見だぁ〜!? おぢさんは倒れますぜ。悲しく退散。沈没。

4/14(Fri)
 やはりであった。11時起床。注文してたMTR、Roland VS1880が届く。ワオ、取説3冊!わかりやすいようでわかりにくい。最近の新しい機材はすぐに使えなくて困る。概念の理解から始めなくては。ハラヒレ。いろんな電話あり。19時に壺焼き@三宿にていんこ社長と待ち合わす。が、貸し切りで入れず夢吟坊へ。リトエルでいつか壺焼き貸し切りましょうぜ。その後、タイツトリビュート社長の分、第1回。ポエのようなわけにはいきませんな。

4/13(Thu)
 11時起床。雑誌整理しながら椎名林檎。おっ作風変わりましたか。1stよりずっと内向きで共依存的。そして実験的。ジャケットは実にひねくれている。クオリティは高いけど僕は1stのほうが好き。アレンジャーの亀田氏は昔事務所が同じだったのですがこれで大出世ですねおめでとう!渋谷でCD-Rを大量購入した後方南町にてセンセ。作詞のいんこセンセと日にちがバッティングしてたんでほとんど合同授業。2人で生徒に留学のすすめ。帰りは大雅でにらの芽定食。肉が食えるとヴァリエーションがぐっとふえるなあ。明日もきっとくさかろうが・・・。

4/12(Wed)
 10時起床。晴れ。14時に渋ミック事務所。某社歌のアレンジのお仕事をいただく。16時に秘密の打ち合わせの予定が飛んだので下北でココイチしてからレコファンで、出たばっかのPink FloydのThe Wallライブ&椎名林檎・勝訴ストリップ。帰って、まずFloyd聴きながらTAKEBOO!のCD焼き増し。80年のライブ音源がやっと日の目を見たものなのだが、勢いがすごい。そして名曲。プログレ勢の中でもFloydはテク重視派ではなく、情緒に訴えるバンドである。人間の無意識に潜むドロドロ感、孤独、寂寞という重いテーマにこだわり続ける彼らの中期集大成ミュージカルがこのThe Wall。80分強のこの作品はもはや人類の遺産である。そして洗濯。雑誌の整理。Mac雑誌がたまりすぎた。捨てる勇気。

4/11(Tue)
 9時起床。今日は詩人Dr. Milkのためのパソコン講座。胃を痛くして13時Dr. Milk登場。つなぎ方、つけ方切り方、OS操作法からネット接続までぶっちぎり伝授。ようこそ電脳世界へ。ひとつアドバイスするとすれば、ネットはあくまで「情報」をやりとりするメディアであること。それ以上のコミュニケーション、例えば、気持ちや愛や欲望や癒しや精神性そのものは絶対に正確には伝わらない。伝わったような、わかりあったような気になるだけだ。そこをはき違えるサイトでは、閉じまくったドロドロの共依存世界が展開する。同じような病(敢えてそう呼ぼう)をもつ人達が「ワタシをわかって」「ワタシを認めて」と甘え合う。それで癒された気になるのはいいが、大概そんな人は自分のことで精一杯で、他人が見たらどう思うかという観点に欠けているから、実にアブナく重くダサイことをしているという自覚がないのだ。そんなところに巻き込まれ傷を深くすることのないように願うばかり。1時間待ちの三宿のイタメシや、まるげりーたが珍しく空いていたので2人でさっと入る。見る間に混み始めラッキー。パスタは絶品。まあ即席な知識は絶対忘れるだろうけどやってるうちに覚えるものです。新しい人生を!

4/10(Mon)
 8時半起床。曇り後雨。12時よりアコライブのリハ。太田氏、15分早く登場。みっちり5時間。MDに録ってみる。正味40分!こりゃすごい。でも聴きごたえたっぷり。緊張感の連続で手が抜けない。今の自分はこれだ、という満足感はある。過去の曲も見事に蘇ってくれたし。まあもうちょっと練習が必要かな。お楽しみに。19時よりセンセ@方南町。雨が降り出した。考えた末カッパ着てチャリで行くことに。22時終了。雨上がる。帰りは環七沿いのラーメン屋で味噌バター。これから明日のためのパソコン設定。

4/9(Sun)
 11時起床。快晴。新しい携帯を買いに吉祥寺へ。EZAな僕は基本料金が毎月1800円。しかしこっちからかけると30秒100円かかってしまうのだ。国際電話より高い。なのでほとんど受け先、それで全く問題ないのだが、IDOの新機種はCdmaOneばかり力を入れ普通の機種はあまりぱっとしない。SONYのもカッコ悪いんで、青く光るPanasonicのにした。たまってたポイントのおかげで千円ちょっとで済んだのはありがたい。でも前機種のデータが全部飛んじゃって電話番号がわかんなくなっちゃった人多数。先が重い矢でやられる。うを、着メロっすか。早速オリジナル曲を打ち込んでみたりして。転調バリバリプログレだぜ。帰宅後、たまりにたまってたビバヒルのビデオを見る。ブランドンさようなら。ディランが復活ですか。ほう。ラン・ローラ・ランも。ドイツって感じです。ジャーマンプログレな映画でした。

4/8(Sat)
 10時起床。早朝トンでもない事件が発生!なんとトイレに携帯を落としてしまった〜!(これがホントの)Shit!! ずぶぬれになった電話機はあっという間に全てのデータがとび、全てのボタンが使用不能に。着信はするが話せないのだ。これは機種交換しか手がないぜ。なんとあっけないものだろう。く〜。なのでしばらく僕の携帯は通じません。よろしく。今日は、今月ロスに移住することになった友人JimmyんちのiBookを設定しに祖師ヶ谷大蔵へ出向く。3年間の日本滞在だったが、ガイジンということでいろいろイヤな思いもしたようだ。とりあえず、向こうで一発当てて欲しいものだ。お互いがんばろうぜ!てなわけで、午前2時までかかってしまった。

4/7(Fri)
 先日の写真をアップしてみました。そうそう、旅の前日ビデオで見たビューティフルライフ最終回のことを書かなければ。脚本の北川悦吏子さんの才能は素晴らしい。現代の若者の話し言葉を見事に自然に台詞にするのに成功している。キムタクのキャラも一役買っていることは間違いないが。病気の彼女を死なせるというまさにお涙ちょうだいのストーリーがクサくならないのも、わざとらしくならず淡々と日常を描くことを心がけたからだ。きっと北川さんの経験が反映された作品なのだろう。それだけに、最終回の無理矢理編集して短くしてしまったテレビ局側の姿勢が実に惜しい。メジャーなメディアは確実に自分の首を絞めていることに気付かないのだろうか。気付いても誰も何もできないのだろうか。番組のホームページには、ヒロインを殺すなというメールが全体の90%来たらしいが、よくぞ変えないでくれたと思う。

 12時起床。井の頭公園の桜を見に行く。九分九厘。桜の季節が来るたび「ああまた1年過ぎてしまった」とあせってしまう今日この頃。16時、永福町にてALCのテープを引き渡し。20時半より新宿Talking Monkeyzにて、ホモサピ&えみコバーンのライブ。今日は春なので、チャリンコで行ってみることに。明治通りを延々、途中SUBWAYでディナー。正味50分の旅。着いたらなぜか司会をやらされる。カメラマンも。まあ、よかでしょう。えみコバーンは風邪でジャニス声になってたが、これもまた味でした。スピシャからはオリジナルことわざの新ネタをもらい、そそくさ帰る。

4/6(Thu)
 8時起床。今日は某殺虫剤CMレコーディング当日。仕込みをする。仕込みとは、打ち込んだデータをスタジオのシンセオペレータ(マニュピレータという)が使えるように変換する作業。こうすると僕は、フロッピー1枚と譜面を持っていくだけで事足りるのだ。その代わりマニュピレータはシンセを死ぬほど持参しなければならない。

 音楽ビジネスは今や完璧なる分業制である。作る人、鳴らす人、受ける人、ディレクター、それぞれの仕事の割り当ての中でベストを目指すのだ。だからスタジオの中で突然アイディアが閃いてすぐに変更、というのはほぼ至難の業である。僕がポエトリーに衝撃を受けたのはその自由さだが、逆に詩人達の中でこういうシステムの中にいる人をあまり見かけないのが、少し不安である。もし彼らがプロになってCDを出すとする。当然業界は商品を作ろうとし、その意向は作品の細かいところの修正へと向かう。詩人達はそれらの修正要求に応じられるのだろうか? メジャーで流通する流行音楽のほとんどは、多くのミーティングの中でそうやって修正され、変異されている。まあ実績によってその割合は異なるが。すでに作品は個人のものではないのだ。そしてそのプロセスを経たものが既存メディアに乗り、消費者の耳にふれる。このビジネス循環の輪をぶち破ってくれるsomethingを、僕はポエトリーに感じているのだが。

 閑話休題。12時にいつものサウンドイン。今日は渋谷までチャリ、地下鉄コースを試みた。マニュピレータ・シゲ氏は突然金髪をやめ職人刈り!カタギっている。今日は沢山の数のクライアントがみえた。こういう場で収拾を付けていくディレクターの立ち回りは見事である。なんとか事なきを得、16時終了。昼食は市ヶ谷でカレーの王様。この後渋谷に戻り、いつものOAステーションで68kMacを一台持ち帰る。そしてALC Active Englishの曲作り。今月はSEが多かとです。

4/5(Wed)
 8時起床。旅行のおかげで早起きが日課に。雨。早速CMの音楽作り。いい感じ。でも時間が押してヴォーカルレッスンは延期。電話でりゅうセンセとCDの打ち合わせ。17時、かっぱ着てチャリで渋谷打ち合わせ。帰って、ATARIを注文。アメリカへ国際FAX。そして明日の準備。秘密の仕事も平行。不安なFAX。自分に負けるなよ。

4/4(Tue)
 6時半起床。もちろん朝風呂。朝食も完璧だ。ほうば味噌はスパイシーなオリジナルブレンド。3杯もおかわりしてしまった。新たな夢、それはここの離れを2週間借り切ってニューアルバムの作曲・打ち込みをすること。おかみさん、待っててね。後ろ髪を引かれつつ9時半出発。帰る前にちらっと新穂高ロープウエイに乗ってアルプスを見に行く。うおお!快晴だ。遠くまで山々がくっきり。空気も実にうまい。神々が今も君臨する飛騨の地はエネルギーに満ちあふれている。あっという間に行程は終了、あとは帰るのみ。帰りの車中渋ミックより電話。現実に引き戻される。某殺虫剤のCMはオリジナルが却下されてしまったらしい。うーん、残念。今晩またその打ち合わせだ。到着もままならぬまま、チャリで渋谷へ。でも気分はポジティブ。疲れもないし、神々の息吹を吸収してきたからOKですよ。

4/3(Mon)
 6時半起床。もちろん朝風呂。旅行2日目は楽しみに楽しみにしていた奥飛騨福地温泉、かつら木の郷への旅路だ。その前に高山市内でみそ汁茶碗を買う。飛弾高山への旅は、実は今回で4回目になる。なので高山観光はさらりと。なぜこんなに惹かれるのかというと、ある旅館に惚れ込んでいるからである。その名は湯元長座。これほど完璧な旅館を僕は知らない。通常料金で立地、温泉、部屋、料理、スタッフ全てがハイグレード。ここまでくるともう芸術の域である。そしてここの娘さんが独立、去年オープンしたのが、今回のかつら木の郷というわけだ。おかみさんは若く美しく、驚くべきことに僕の名前を憶えてくれていた!作りが男性的な湯元長座に対し、かつら木の方はフェミニンなきめ細やかさに満ちあふれている。一分の隙もない。飛弾の山々を見渡す露天風呂、塵一つない部屋、絹の布団、そして見事な懐石料理!肉解禁の一番の理由は、ここで飛弾牛を食べることだったのだ。とろける霜降り。筆舌に尽くしがたい。生きていてよかった。そしてまた温泉へ。至福の中で眠りにつく。

4/2(Sun)
 6時半起床8時出発。新宿から特急かいじで小淵沢。そこから車で中央道。松本で降り、2年前開通した安房トンネルを目指す。飛弾に初めて行ったのは確か90年。新幹線で名古屋まで行き、高山線で山をぐるりと回る長旅だった。それが、長野と岐阜が山奥であっという間につながってしまったからもうびっくり。車でなら5時間で飛弾に着いてしまうのだ!トンネルを抜けると、雪!まさにワープの感覚。今年は飛弾のさらに奥、わらぶき屋根の世界遺産家屋が残る秘境、白川郷まで足をのばすことに。江戸時代にタイムスリップしたかのような錯覚。厳しい気候を生き抜くために集団で決まりを作り形成された集落。保守的な土壌は至る所にその痕跡を残している。プライバシーという概念は希薄である。僕は暮らせんだろうなあ。旅館はまずまずで、ほっ。温泉につかってぐっすり睡眠。ありがたや。

4/1(Sat)
 8時起床。某殺虫剤CM。超有名なクラシック曲のアレンジか、オリジナルか。オリジナルを強く押すも決定権はもちろんクライアントにある。で、どちらもデモを出すことに。いずれかは必ずボツになる。そしてここで手を抜いてはいけない。オリジナルになることを願いつつ両者のデモ。17時、歌入れに湯浅センセ到着。声に表情をつけると驚くほど印象が変わる。この表情こそ実は歌の要であり、発声法より優先することを生徒に知って欲しい。20時終了。そのまま渋谷ヨシハシのポエ読み会へ。今回は僕が20代の頃ハマリまくったマンガ「かっこいいスキヤキ」「ジジメタルジャケット」の作者、泉昌之の片割れ(藤子不二雄のように彼らもまたペア作家なのだ)久住昌之氏がゲストだというんで、著書をかき集め喜び勇んで行った。う〜ん感激。まさにマンガのようなポエ。親切にサインしていただきました。感激の極みです。僕もついでに歌うことに。4/21のインフォの後、隼汰1/2を。さて明日からは飛弾の旅。


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