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5) リトエル祭り1999

99/12/9

 1999年12月6日。渋谷ラママにてリトル・エルニーニョ・レコード主催、通算第2回目になる「リトエル祭り1999」が開催され、それに僕も参加させてもらいました。
 18時過ぎ開場、19時開演。まだお客さんもチラホラの中、時間通りにさいとうみわこ改めいんこ社長のオープニング・ポエから。今年は本当にがんばったね。あなたは偉大だ。

 19:05。トップバッターは夫婦ユニット、青空プレタ・ポルテ。プレタ氏の正体は元タイツ/シネマの一色進氏なり。和気愛愛。でもファンキー。このメンツなのにトップ!リトエルおそるべし。

 19:30。そしてリトエルが誇るストリートの天才詩人、TAKEBOO!。新作「東京都匿名希望#2」をひっさげて登場。クールだぜ。

 19:35。リトエルが誇る奇女、えみコバーン。えみコバーンのバンドだったえみコバーンドは先月で解散。残った唯一のメンバー、つやこブラとのユニットだ。うん、このほうがずっといい。かぶりもので黙々カシオトーンを弾き黙々タンバるつやこブラちゃんのアヤシサがほほえましい。えみコバーン、素敵だし声量あるしピッチは正確だし抜けてるし曲がいいし、何よりアーテストだし、僕は大好きさ。

 19:55。70年代の伝説シンガー、生田敬太郎氏。ギター1本なのにこの圧倒的な説得力はなんだ!? 聴くのは4回目だけどもう大ファンです。本物です。僕はまだ音楽の上っ面をなぞってるにすぎないことを痛感。再発CD全部買ってサインしてもらいました。ご一緒できるこの光栄、というか生田さんの後に僕がやる胸の痛みよ。リトエルおそるべし。

 さて僕の番です。20:35。美人歌手Honey-kさんからお借りしたド派手な羽根かざりのおかげで会場は大混乱。銀のスパッツに紫のシルクハット。裸の胸に光るのはキティちゃんペンダントさ。でもイロモノではないの。楽曲と演奏は凄いのだぜ。1曲目は社歌インコの如くをカラオケで。踊りも披露。・・・やっぱイロモノ?

 15年ぶりに人前で弾くエレキギター。はったりです。なぜなら僕はギター魂を持ってないからです。でも素人さんには見破られなかったようです。ほっ。2曲目は新曲愚民の歌。歌詞はほぼ間違えず歌えた。練習の成果だ。ほっ。アクションも決まった。ほほっ。3曲目はCD「穴」2曲目泣けないギターのPUはフロントでオトナの音。泣きのビブラート。やってみたかったんです。ベースは長いつき合いの太田研司。ピアノ/キーボードは岸本道弘。ドラムはリトエル部長、夏秋文尚。最高のメンツです。

 そして最後の曲は、15年ぶりに蘇る幻の名曲火神ゴーラだ!歌詞はもう忘れることはない。濃い。でもいっときます。これは一見イロモノのようですが、歌詞を見ていただければその高尚な精神性と人類への警鈴をわかっていただけるでしょう。つーか分かってくれ〜!途中ちょっとギターの音が出なくなる。原因はボリュームペダルの下にケーブルがかかって音が出なかったため。でもアクションとインパクト高いサビのリフレインでそんなことは些細なことに。会場は大ウケ。ああ時代は巡ってきたのだ!もう一度やろう。今度は池亀氏とデュエットだ。

 21:05。岐阜からやってきた幻のお笑いユニット、KATE。初体験です。もう最高。本物です。本物のイロモノです。ここに極まれり。「吸い付く中国人」は名曲です。涙が出て腹がよじれました。ああ、KATEの前でよかった・・・。しかし今日のライブは幅の広いジャンルだ。リトエルおそるべし。

 21:50。去年のリトエル祭りで僕の演奏を手伝ってくれたリトエル専務、西村哲也氏。プログレだ。そしてギター魂を持つ本物のギタリストだ。ニューアルバムをひっさげかけて来週発売で惜しかったお披露目ライブ。「ジェロニモ太郎」がカッコイイ!ドラムはコージーだぜ。まいりました。こういう音楽にはハッタリ衣装は必要ないですね。さりげなくベース弾いてるのは「あの」青木孝明氏だったりして。リトエルおそるべし。

 22:20。トリを務めるのは「黒いギタリスト」ヨナフィが沖縄より帰還し復活したユニット、ホモサピエンス・サピエンス。去年は僕がキーボードでお手伝いしたのですが今年はノンキーボード。今夏「ダンシングそーだないと」を手伝ってくれたボーカルの池亀氏は相変わらずうまい。しかしそれ以上に驚くのはドラマーのつやこブラちゃんが著しい成長を見せてくれたことだ!タイトでキレるリズム。何か吹っ切れたというか人生賭けるものを遂に見つけたというか。繰り出される名曲の数々。「そこに愛があるということを忘れようとする」という「古風な愛」の歌詞は大好きです。まさにテンコ盛りのリトエル祭りよ。おそるべし。

 22:50。で、最後は「大団円にはしない」アンコールのポリシーを貫くいんこ社長がガスマスクを付け、ホモサピのリトエル社歌を歌った後、えみコバーンも加わり彼女の名作「おともだち」をホモサピアレンジで(うぉ、ポリスぽいす)演奏。その後は僕も加わるために再び着替えし羽根付けて登場。盛り上がる会場。盛り上げ係ですから。全員でオノヨーコの「女性上位万歳」を歌う。最後のジャンプは濃い内容をますます濃くした。いいんでないかい。なんと4時間に渡って繰り広げられた今年のリトエル祭り。内容はもうハレルヤでしたね。来年はどうなるのでせう。ぼかあ是非レコ発したいもんです。1999年という年のまさにピークな素晴らしい体験でした。まだ興奮冷めやりません。感無量です。ありがとう&御苦労さま>いんこ社長。来年もよろすくね!尚、この模様はデジタルビデオに収められ近々発信される模様です。お楽しみに!

*Photo by: Yuko Obika


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